所在地
伊豆屋旅館は、風光明媚なさがみの小京都・湯河原にあります。
湯河原は、無色透明で柔らかな温泉の湧く場所で、さかのぼれば1200年の昔に
編纂された、最古の歌集『万葉集』にも詠われています。
「足柄(あしがり)の 土肥(とい)の河内(かふち)に
出(い)づる湯の 世にもたよらに 子ろが言わなくに」
という一首の「足柄」の「土肥」とは、現在でも地名として残る湯河原町の「土肥(どい)」という地名、そして、「河内」とは町内を流れる「藤木川」の川辺を指していると言われています。
湯が河原で湧いているので「湯河原」という地名になったわけです。
伊豆屋旅館は、藤木川の川辺に位置する、源泉豊富な温泉宿です。
書籍でさかのぼれる限りのぼると、明治28年発行の絵地図に「伊豆屋」として現在地に記載があります。
ということは、創業はもっと遡るということになりますか。
創業時から変わらず、家族で伝統を引き継いでおります。
泉質
源泉名 湯河原町 源泉第7号泉
泉質 ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
(旧泉質名:含石膏一食塩泉)
泉温 源泉:62.0℃ 浴槽:30-40℃
既往症 筋肉もしくは関節の慢性的な痛み又はこわばり
(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)
運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末しょう循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、
ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進
きりきず、皮膚乾燥症
禁忌症 病気の活動期(特に熱のある場合)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい時
少し動くと息苦しくなるような思い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い肝臓の病気、消化管出血
目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性憎悪期